大阪大学のDX(OUDX)
OUDXとは
大阪大学の中長期的な経営ビジョンである「OUマスタープラン2027」の一環として、同大学の教育・研究・経営における様々な目標達成を、情報通信技術を駆使することによって加速し、変革を進めるすべての活動を「OUDX」と総称しています。具体的には、教育・研究・経営を横断的に支え、学生・教職員が学びやすい、働きやすい、イノベーティブな大阪大学を構成する情報基盤を構築しています。
OUDX 活動紹介動画
OUDX の取り組み紹介
OU人財データプラットフォーム: ひとりひとりの学生の「人生に寄り添う」プラットフォーム
OU 人財データプラットフォームは、全学的に DX に活用可能な人財マスターデータの整備を目的として、部局ごとに縦割り構造化されていたデータ更新の仕組みを部局横断的に統合する仕組みです。
このプラットフォーム構築により、広く大阪大学コミュニティに所属する人材の知識・経験・役割・人脈(=人的資本)を集約・共有・連携・共創することを目的としています。とりわけ学生に対しては入学前から卒業後まで大学と「つながりつづける」ことで終身サポートを提供します。
![人材データプラットフォームサポート](https://www.d3c.osaka-u.ac.jp/wp-content/themes/oud3c/assets/images/pages/oudx/oudx-01.jpg)
OUID(Osaka University IDentity): 大阪大学コミュニティに提供する一意の生涯ID
OUDX の中核を担うのが、大阪大学に関わるすべての構成員の統合ID基盤である、OUIDです。OUID は大阪大学コミュニティ全員に提供する一意の生涯IDで、このIDを基に卒業生などすべてのステークホルダーに対して、学内外における付加価値の高いサービスを提供する「OUID構想」の実現を目指します(下図参照)。
![OUDXID](https://www.d3c.osaka-u.ac.jp/wp-content/themes/oud3c/assets/images/pages/oudx/oudx-02.jpg)
デジタル学生証・教職員証
大阪大学公式スマートフォンアプリ「マイハンダイアプリ」の新たな機能として、OUIDと連携したデジタル学生証・教職員証の機能を搭載します(2025年1月29日 提供開始予定)。
対象は全学の学生・教職員で、これにより、大阪大学の構成員の利便性向上、業務効率化、管理コストの削減を実現します。今回のデジタル学生証・教職員証は国立大学法人で最大規模(学生および教職員計 約30,300人)の導入事例です。