大阪大学のDX(OUDX)
OUDX最新ニュース
- 大阪大学が「日本DX大賞2025」でファイナリストに選出されました(2025年5月28日)
- 大阪大学のデジタル学生証が読売新聞の記事で紹介されました(2025年5月28日)
- 大学DXナビに大阪大学DXの取り組みが掲載されました(2025年5月13日)
- 大阪大学、NEC、大阪モノレールが 「通学定期券発行におけるマイナンバーカードおよび 顔認証技術によるデジタル本人証明・資格証明活用」 の実証実験を実施(2025年4月28日)
- 大阪大学附属図書館全4館に世界最高水準の顔認証を導入、 国立大学初、入館ゲートと自動貸出返却装置を顔認証で利用可能に ~学生・教職員約3万人の快適な図書館利用を実現~(2025年4月21日)
- 「デジタル庁様、JR西日本様他と共同で実証実験を行いました」(2025年3月24日)
- 「大阪大学デジタル学生証・教職員証の提供を2025年1月にスタート ~国立大学法人最大規模 スマホひとつで快適なキャンパスライフを実現し、DXを加速~」(2024年12月9日)
OUDXとは
大阪大学の中長期的な経営ビジョンである「OUマスタープラン2027」の一環として、同大学の教育・研究・経営における様々な目標達成を、情報通信技術を駆使することによって加速し、変革を進めるすべての活動を「OUDX」と総称しています。具体的には、教育・研究・経営を横断的に支え、学生・教職員が学びやすい、働きやすい、イノベーティブな大阪大学を構成する情報基盤を構築しています。
OUDX 活動紹介動画
OUDX の取り組み紹介
OU人財データプラットフォーム: ひとりひとりの学生の「人生に寄り添う」プラットフォーム
OU 人財データプラットフォームは、全学的に DX に活用可能な人財マスターデータの整備を目的として、部局ごとに縦割り構造化されていたデータ更新の仕組みを部局横断的に統合する仕組みです。
このプラットフォーム構築により、広く大阪大学コミュニティに所属する人材の知識・経験・役割・人脈(=人的資本)を集約・共有・連携・共創することを目的としています。とりわけ学生に対しては入学前から卒業後まで大学と「つながりつづける」ことで終身サポートを提供します。

OUID:大阪大学コミュニティに提供する一意の生涯ID
OUDX の中核を担うのが、大阪大学に関わるすべての構成員の統合ID基盤である、OUIDです。OUID は大阪大学コミュニティ全員に提供する一意の生涯IDで、このIDを基に卒業生などすべてのステークホルダーに対して、学内外における付加価値の高いサービスを提供する「OUID構想」の実現を目指します(下図参照)。

デジタル学生証・教職員証
大阪大学公式スマートフォンアプリ「マイハンダイアプリ」の新たな機能として、OUIDと連携したデジタル学生証・教職員証の機能を搭載します(2025年1月29日 提供開始予定)。
対象は全学の学生・教職員で、これにより、大阪大学の構成員の利便性向上、業務効率化、管理コストの削減を実現します。今回のデジタル学生証・教職員証は国立大学法人で最大規模(学生および教職員計 約30,300人)の導入事例です。