メニュー
ページトップ

学際共創研究をご検討の方へ

FOR CO-CREATION RESEARCH

D3センターでは、学内外の様々な分野の研究者・企業の皆様と共同研究を実施しています。
データ駆動型研究の導入をご検討中の方は、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。

  • 2025.10.31
    マルチモーダル大規模言語モデルのインフラ点検への展開
    老朽化が進む橋などの社会インフラを安全に保つには、定期的な点検が不可欠です。しかし、点検を担う専門人材が不足しており、新たな技術の導入が求められています。本研究では、画像やテキストなど複数の情報を同時に処理できるAI「マルチモーダル大規模言語モデル(MLLM)」を活用し、専門家と協力しながら効率的で実用的なインフラ点検支援システムの開発を目指します。
  • 2025.10.24
    敗血症性腎障害マウスにおける腎血流分布の新規評価方法の確立
    敗血症によって腎臓が傷害される仕組みは、腎臓内の血流バランスの乱れが関係していると考えられていますが、どの血管レベルで問題が起きているかは分かっていません。本研究では、特殊なマウスモデルと3次元イメージング技術を用いて、腎臓全体の血流分布の変化を可視化し、敗血症性急性腎障害の原因解明と早期診断・治療法の開発に役立てることを目指します。
  • 2025.10.17
    顎骨病変の診断を支援するAIの開発
    歯科用CTの活用が広がる一方で、専門的な読影スキルの不足により、顎の病変の見落としや誤診が問題となっています。本研究では、顎骨病変をAIで自動検出する技術の開発を目指し、第一段階として「顎骨浸潤を伴う歯肉癌」に着目します。CT画像を活用し、少ないデータでも高精度な診断支援が可能なAIを構築することで、地域医療の質と患者の生活の質の向上に貢献します。
  • 2025.10.10
    大阪大学医学部に残された明治期の解剖図の図像分析とデジタル化 ―学術史料における保存修復とデータ記録の研究―
    大阪大学には、大正時代に描かれた大型の解剖図が数百枚保管されています。本研究では、これらの貴重な図をデジタル化し、西洋の解剖図との比較を通じて当時の医学教育や美術の背景を明らかにします。また、顔料の変色や劣化を調査し、適切な保存環境を探ります。医学史・美術史・情報科学・材料科学などの専門分野が連携し、学術資料の価値と長期保存のあり方に迫る取り組みです。
  • 2025.10.03
    ロボット合成とAIが共創する創薬研究
    医薬品の開発では、化合物の構造とその生物活性の関係を調べることが重要です。本研究では、三重結合を含む化合物の構造を自動合成ロボットで効率的に作り出し、AI(機械学習)を使って反応条件や活性の傾向を分析します。得られたデータをもとに新たな化合物の設計に活かし、創薬プロセスの加速と効率化を目指します。
  • 2025.09.26
    確率制約付き変分予測最適制御理論および人間運転行動モデルへの拡張
    医療や自動運転などの分野では、安全性を確保しながらシステムを賢く制御することが重要です。本研究では、AIが安全に配慮しつつ最適な行動を選べるように、行動候補を確率的に選ぶ新しい方法を提案します。この手法は、ドローンの運行や宇宙探査など、リスクを伴う状況でより柔軟かつ安全な意思決定を可能にすることが期待されます。
    画像準備中
  • 2025.09.19
    アイトラッキングシステムを用いた歯の色調決定に対する視認行動の解析
    歯の色は、笑顔の印象や満足度に大きく関わりますが、見る人によって感じ方が異なることがあります。本研究では、アイトラッキング技術を使って、歯科医師や患者がどこを見て、どのように歯の色を判断しているのかを可視化・分析します。経験の違いや認識のズレを科学的に明らかにし、より正確で満足度の高い歯科治療に役立てることを目指しています。
  • 2025.09.12
    全組織細胞イメージング/分子病態解析
    本研究では、マウスの社会性行動を支える脳内ネットワークのしくみを明らかにすることを目指しています。社会性行動は複数の脳領域が連携して制御しており、中でも前帯状皮質(ACC)は重要なハブとして働いています。私たちは独自に開発した全脳イメージング顕微鏡「FAST」を用いて、社会的な刺激に反応するACCの神経細胞の働きを可視化し、脳全体のネットワークとの関係を探ります。