令和6年度 学際共創プロジェクト【バイオサイエンス部門・生命システム領域】
敗血症性腎障害マウスにおける腎血流分布の新規評価方法の確立
研究代表者: 井上 和則(医学系研究科)
研究分担者: 橋本 均(薬学研究科)

研究の背景
敗血症性急性腎障害の発症機序は、腎動脈血流量の低下や腎血管抵抗の増大という生理学的実験結果から、腎臓内血流分布の不均衡による腎髄質酸素分圧低下であると考えられています。しかし、敗血症時に腎臓内で血流分布不均衡が具体的にどの血管レベルで発生しているかについては未だ明らかにされていません。
研究の目的
本研究では、敗血症を誘発した血管内皮細胞特異的なレポーターマウスを用い、全腎臓の3次元イメージングを行うことで腎臓内血流分布の変化を評価する方法を確立することを目指します。
本年度の成果について、詳しくは活動報告書(PDF)をご覧ください。