
データビリティフロンティア機構では、情報科学の様々な分野に渡る技術を利用して、 Society 5.0プロジェクトに取り組んでいます。
Society 5.0 とは・・・IoTビッグデータ、ロボット技術、人工知能等のイノベーションを、産業や社会生活に活用し、人々が活力に満ちた質の高い生活を実感できる社会のこと。
このプロジェクトの下、以下の二つの課題に取り組んでいます。
Society 5.0のためのソーシャルセンシング
多種多様な、広く公開されたセンサデータから有用な情報を集めるセンシング技術は、Society 5.0の実現に不可欠なものです。ソーシャルネットワークでさえも、現在の社会を観測するプローブであると見ることができます。このプロジェクトでは、ソーシャルネットワークを利用して、人々の感情などを推測するシステムを構築し、Society 5.0の世界におけるタイムリーなサービスの提供を目指します。
Society 5.0世界の未来の学校プロエジェクト
教育の提供は持続可能な開発目標の一つとして挙げられる現代社会の課題の一つです。e-learningはこの目標に対するアプローチの一つとなり得るものですが、質の高い教育のためには、学習者の状態の把握などを始めとする様々な技術による支援が必要になると考えられます。このプロジェクトでは、関連する技術に幅広く取り組んでいます。
大阪大学箕面新キャンパスで行われた被験者実験について
2022年2月12日に大阪大学箕面新キャンパスで行われた被験者実験「センシングによる人物の行動および心理解析技術の開発(学習時の人物行動データの収集と評価)」で収集されたデータのうち,個人情報や顔画像など個人が特定できるデータにアクセスする研究実施者の氏名を以下に記載する.
- 大阪大学: 長原一,中島悠太,白井詩沙香,高橋瞭太,福井嵐士
- 大阪公立大学:黄瀬浩一
- 九州大学:荒川豊,島田敬士
- 九州工業大学:武村紀子,江角翼
- 奈良先端科学技術大学:中村哲,田中宏季
- 大阪国際工科専門職大学:Mehrasa Alizadeh