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ヒト精神疾患の新たなバイオタイプに基づく疾患モデルマウス脳のデータ駆動型解析

2025.12.26
令和6年度 学際共創プロジェクト【バイオサイエンス部門・生命システム領域】

ヒト精神疾患の新たなバイオタイプに基づく疾患モデルマウス脳のデータ駆動型解析

研究代表者: 橋本 均(薬学研究科)
研究分担者: 長原 一(IDS)、粟生 智香(連合小児発達学研究科)


研究の背景

我々はこれまでに、全脳イメージング技術とその画像解析法「FAST」を独自に開発し、疾患モデル脳の構造・活動を網羅的かつアンバイアスに比較する手法を確立してきました。これにより、疾患モデルマウスにおける脳構造変化のメカニズムや病態機構の解明に向けた研究が可能となりました。本研究では、これらの技術を基盤に、脳構造、神経活動、遺伝子発現のデータによる駆動型解析を通じて病態解明を目指します。

研究の目的

本研究は、ヒト精神疾患の病態モデルと考えられる疾患モデルマウスを用いて、脳構造変化の有無を解析し、そのメカニズムを解明することを目的としています。具体的には、全脳構造と神経活動の包括的な画像データを基盤とするデータ駆動型研究を行い、ヒト脳画像研究を補完するとともに、ヒトだけでは困難な病態機構を分子レベルで解明することを目指します。

本年度の成果について、詳しくは活動報告書(PDF)をご覧ください。