このたび、大阪大学 D3センターの設立を記念して、関係者の皆様をお招きし、キックオフシンポジウムを開催いたしました。学内外から多くの参加者にご来場いただき、当センターが果たすべきミッションと目指すビジョンを広く共有するとともに、有識者による講演や懇親会を通じて活発な意見交換が行われました。
開催概要
- 日時: 2025年3月11日(火)13:30-17:00(懇親会 17:00-19:00)
- 会場: 大阪大学会館(豊中キャンパス)アセンブリー・ホール
- 参加者数: 170名(懇親会 84名)
シンポジウムの主な内容
開会挨拶: シンポジウムの冒頭では、大阪大学 西尾章治郎総長が登壇し、開会の挨拶がありました。続けて文部科学省研究振興局参事官(情報担当)付学術基盤整備室の土井大輔室長よりご挨拶をいただきました。

基調講演: 国立情報学研究所 黒橋禎夫所長より「生成AIとオープンデータ」と題したご講演をいただきました。講演において黒橋所長は、社会課題解決にはオープンデータが不可欠であり、生成AIがそれを加速すると述べられました。

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D3センター教授陣の講演、パネルディスカッション:D3センター 降籏 大介センター長より「D3センターの目指すビジョン」と題した講演があり、続けてD3センターの3つのコアリーダー(村田 忠彦教授、長原 一教授、鎗水 徹教授)より各コアの活動内容と組織の説明がありました。
その後、統括コーディネーターである川島 正久特任教授の司会によるパネルディスカッションが行われました。





講演資料はこちら: 降籏教授資料、村田教授資料、長原教授資料、鎗水教授資料
閉会挨拶: 最後に大阪大学 尾上 孝雄理事・副学長(情報イノベーション機構 機構長)より、閉会の挨拶および情報イノベーション機構の紹介がありました。
豊中教育研究棟(新コモンズ、ラウンジ)見学: D3センター豊中教育研究棟に移動し、新しく完成した新コモンズと水辺ラウンジの見学会を実施しました。


懇親会:大阪大学会館アセンブリーホールに戻り、参加者同士が交流を深めるネットワーキングセッションを実施し、登壇者や参加者が直接意見を交わす貴重な機会となりました。

まとめ
本シンポジウムを通じて、新組織D3センターのビジョンや役割、今後の方向性について広く共有することができたと考えています。今後も、学内外の皆様と連携を深めながら、大阪大学が目指す「データ駆動型大学」の実現に向けて活動を進めてまいります。
シンポジウムにご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。引き続き、大阪大学 D3センターの活動にご注目ください。
参考: シンポジウム プログラムの詳細はこちら