メニュー
ページトップ
2025.04.23
プレスリリース / 一般の方へ / 在学生の方へ / 教職員の方へ
大阪大学附属図書館全4館に世界最高水準の顔認証を導入、 国立大学初※1、入館ゲートと自動貸出返却装置を顔認証で利用可能に ~学生・教職員約3万人の快適な図書館利用を実現~

国立大学法人大阪大学と株式会社 紀伊國屋書店とパナソニック コネクト株式会社は、大阪大学の附属図書館全4館に顔認証技術を活用した入館ゲートおよび自動貸出返却装置を導入します。入館ゲートは2025年5月から、自動貸出返却装置は2025年秋から順次運用する予定です。大阪大学の統合ID基盤OUIDと連携することで、学生・教職員約3万人の快適なキャンパスライフと貸し出し管理業務の効率化を実現します。

大阪大学では 2024 年に、在籍中の学生および教職員約 3 万人に加え、入学前や卒業後・退職後を含めた生涯的な ID 活用を想定した統合 ID 基盤「OUID システム」を構築しました。OUID を活用したアプリケーションの第一弾として、2024 年 4 月に顔認証入場管理システムを構築し、顔認証による入退館ができる建物や会議室等を順次拡大しています。
このたび紀伊國屋書店により、大阪大学附属図書館全 4 館(総合図書館、生命科学図書館、理工学図書館、外国学図書館)へ新たに世界最高水準※2の認証精度を誇るパナソニック コネクトの顔認証技術と連携した入館ゲート7台および自動貸出返却装置6台が設置されました。
さらに、2025 年 1 月に提供を開始した大阪大学デジタル学生証・教職員証で表示される QR コードにも対応した QR リーダーを併設することで、多様な利用者のニーズに配慮するとともにデジタル学生証・教職員証の利用シーンの拡大を図りました。
大阪大学は、様々なシステムを OUID と連携させることで、学生・教職員約 3 万人の快適なキャンパスライフを創出し、図書館等の業務の効率化・省力化・サービスの向上を推進します。

詳しくは大阪大学の公式プレスリリースをご覧ください。

※1 国立大学初: 大阪大学調べ。(2025年4月21日時点。国内の国立大学図書館における、顔認証を活用した入館ゲートと自動貸出返却装置の両方の導入として。)

※2 世界最高水準: 2022年11月6日に公開されたNIST FRTE 1:1評価結果において、Mugshot(人種・経年変化を含む正面顔データ。他人受入率10万分の1)で世界1位を獲得。更に、2024年3月26日に公開されたNIST FRTE 1:N評価結果(検索精度)において、Mugshot(経年変化を含む正面顔データ。160万名登録)、Border(顔の向き変化や画質劣化を含む顔データ。160万名登録)の2つの評価カテゴリで世界1位を獲得。

(参考)

日本経済新聞: パナソニックコネクト、阪大図書館に顔認証システム 入館や貸し出し(2025年4月21日)

Impress Watch: 大阪大学の図書館に顔認証ゲート 今後は授業の出欠管理も(2025年4月21日)

ZDNET JAPAN: 阪大、図書館に顔認証技術を導入–ID基盤と連携し貸出可能に(2025年4月21日)

ITmedia: 大阪大、附属図書館に“顔パス”入館ゲート 出欠確認での活用も視野(2025年4月21日)