編集後記
サイバーメディアセンター設立から3年目を迎え、豊中地区に新しく教育研究 棟も完成し、徐々に全学サービスの提供に向けたセンター内の協力体制が整いつ つある。Windowsのエミュレーションソフトウェアを備えた情報教育システム端 末の追加導入、言語教育システム端末の追加導入といったハードウェア面の充実 だけでなく、統一アカウントの導入、Web上のポータルサービスの新規提供開始、 WebCTによる講義支援環境の導入など、ソフトウェアや利用環境の面でも着実に 整備を進めている。
特にポータルサービスは、特にアメリカの大学では非常に整備が進んでいる。
全学の様々な情報を集約するだけでなく、スケジュール管理、駐車場の空き具合
の確認、書籍の購入申込など、大学生活の中でやりたいことのほとんどがポータ
ルサービスからオンラインでできる環境が提供されているところもある。
残念な がら日本の大学でこのようなサービスを積極的に取り入れている大学は筆者の知 る限りないが、こうしたサービス提供は少子化の中でいい学生を獲得するために も非常に重要であり、今後活発化していくであろう。本学で全国に先駆けて開始 したポータルサービスが日本全国の大学の模範となるよう、利用者の意見も聞き ながらいいシステムを構築していきたいものである。
(K.H)
広報委員会委員
吉田 勝行 (委員長、サイバーメディアセンター)
前迫 孝憲 (大学院人間科学研究科)
養老 真一 (大学院法学研究科)
小郷 直言 (大学院経済学研究科)
下條 真司 (サイバーメディアセンター)
中西 通雄 (サイバーメディアセンター)
時田恵一郎 (サイバーメディアセンター)
馬場 健一 (サイバーメディアセンター)
春本 要 (サイバーメディアセンター)