編集後記1

 大型計算機センター・ニュースを例年年間4回定期発行していたが、改組によりサイバーメディアセンター年報にあらためられた。創刊号を発行することとなった。季節も新年度ということもあり、表紙は7部門の七色の虹を表わしている。今後もこの表紙で発刊される。原稿内容も新しい企画として、センター7研究部門の研究報告が主で、今後、利用者の研究活動報告をどしどし掲載したい。4月発行予定で進んでいる。センター年報が今後の確実に発刊されることを大いに期待すると同時に、利用者の方々の研究活動に一役となることを期待する。
 季節の移り変わりもはやく、3月終わりでもまだ冬の寒さを感じていたが、4月に入って春らしく暖かくなり、センター周辺を見渡せば春たけなわという環境(つくし、ワラビ、竹の子、ソメイヨシノ、八重桜、つつじ、毛虫、カメムシ等)である。竹の子を掘っていると、場所によってカブトムシの幼虫を多量に見かける。また、百足も同様に出会うのである。竹と竹の間を通ると顔に蜘蛛の糸が絡みついてくる等いろいろ経験させられるものである。この春・夏・秋・冬という確実にやってくる季節の繰り返しの正確さには驚くばかりである。(S,K)
 

編集後記2

 この年報は、創刊号として3月発行を目指していました。センター本館車庫前の紅梅が、今年も鮮やかな姿を見せてくれたので、この年報の端っこを飾る予定でした。(この紅梅は、今年定年退職された運転手さんが長年手塩にかけてきたものです。)が、3月発行が見送られ、ボツに・・・・・(断腸の思い)なり変わったサクラが、キャンパス内を覆い、センターの前通りや、池にもその美姿を映していました。そしていま、八重桜が最盛期。これで巻末を飾ることにしました。この年報がお手元に届く頃には、すっかり葉ザクラになり、キャンパス全体が深緑に染まっていることでしょう。
 今年度も、学内外の多くの方々に本センター大規模計算機システムのご利用いただきますよう、年報のご愛読ともども、よろしくお願いいたします。(K,T)