平成13年度 定額制の募集について
世界有数のスーパーコンピュータSX-5/128M8が平成13年1月4日からサービスを行っています。このスーパーコンピュータの特徴は、従来のSX4に比べ、単一CPU速度が5倍(10GFLPOS)、主記憶容量は64倍(1,024GB)と非常に使いやすくなっております。
従来の従量制に加え下記の定額制を試行します。
- 定額制の利点
- CPU時間が割安で利用でき、更にファイル負担金が申請額に応じて免除されています。
- 利用限度額以内で、インターネットサービスとかBIOSIS等のコンピュータサービスを受けることができます。
- 大阪大学以外の利用者でも申請が可能です。
- 複数大学・部局の申請、複数の支払費目での利用も可能です。
- フェアシェア定額制の方は、ワークステーション(vis01-10,ia01-08,aa01-08)及びExemplarを無料で利用できます。
- 定額制の義務及び注意事項
- 運用や実行上の問題点を明らかにするため、センターとの協議や計算機利用レポートの提出などにご協力いただきます。
- 定額制以外の利用を圧迫するなど、センターの運用上支障があり、やむを得ない場合にはジョブスケジュールの変更や、利用をご遠慮いただくことがあります。
- センター利用規定に従い、「利用者は,研究成果を論文等に公表するときは、当該論文等にセンターを利用した旨を明記」していただくとともに、また、終了時(報告書等の提出は平成14年3月20日までにお願いいたします。)にセンターに論文又は別刷り等を添付のうえ、報告をお願いいたします。
【全システム定額制】
処理形態(p4,p4a,p8,p16,mpi48,mpi64)
| 申請額 |
利用限度額 |
募集口数 |
登録人数 |
利用可能なファイル容量(GB) |
| ファイルサーバ |
スーパーコンピュータ
ローカルファイル |
| 1.5万円 |
3万円 |
300 |
1人 |
1 |
- |
| 10万円 |
15万円 |
50 |
1人 |
5 |
- |
| 50万円 |
150万円 |
10 |
10人 |
10 |
10 |
なお、登録人数が1名の場合はIDは利用者IDとする。但し、第2センターを利用するされる方は、別IDをご利用ください。
【フェアシェア定額制】
6ノード(960GFOPS)のスーパーコンピュータ・システムSX-5をフェアシェアスケジューリングに基づき、占有利用できる方式で、複数組の応募が可能です。まだ、予算額でのリソース制限は行わない上、スーパーコンピュータ・システムのフロントエンドのワークステーション(vis01-10,ia01-08,aa01-08)及び演算サーバ(Exemplar)を無料で利用できます。
- *フェアシェアスケジューリングは、SX-5に導入される新しいスケジュール方式で、各グループに設定したシェア率に応じCPUメモリなどのリソースを割り当て、一定期間内に各グループが消費したリソースが設定したシェア率となるようにスケジューリングします。これにより従来の課題であった、ジョブ投入順序による不平等が緩和されるなど、サービスの向上が望めます
6ノード(960GFOPS)
処理形態(p1,p4,p4a,p8,p16,mp32,mpi48,mpi64)
| 申請額 |
フェアシェア率 |
有効期限 |
利用可能なファイル容量(GB) |
| ファイルサーバ |
スパーコンピュータ
ローカルファイル |
| 100万円 |
1/130
or1/70 |
1年度
6ヶ月 |
10
10 |
20
20 |
| 200万円 |
1/60 |
1年度 |
20 |
35 |
| 300万円 |
1/30 |
1年度 |
30 |
50 |
| 1300万円 |
1/6 |
1年度 |
50 |
100 |
(注意)フェアシェア定額制の場合、第二センターへの申請はできません。別IDをご利用ください。
【演算サーバ定額制】
| 申請額 |
フェアシェア率 |
有効期限 |
利用可能なファイル容量(GB) |
| ファイルサーバ |
スパーコンピュータ
ローカルファイル |
| 30万円 |
無制限 |
1年度 |
10 |
- |
ワークステーション(vis01-10,vis01-02,aa01-08,ia01-08)及びExemplarを無料で利用できます。
1グループ:10名まで
<利用期間>
平成13年4月2日から平成12年3月末まで
(100万円フェアシェアは一部、6ヶ月間のみがある)
<他センターからの申請方法>
所属センターからオンラインコマンドで必要予算を設定し、本センターへ申請した後、電話、メール連絡にて、登録番号及び定額申請のどのコースかを連絡ください。
<問い合わせ先>
- 申請に関しては、利用者サービス掛
(電話 06-6879-8808、E-mali kyoudou@center.)
- 運用に関しては、システム運用管理掛
(電話 06-6879-8813、E-mail system@center.)